読書:ザイム真理教

凡例(→は個人の感想)

筆者は消費税減税を主張。

→国が赤字ってのは聞いたことがある。が、なぜそれで国が持続してるのか不明な状態でピンと来ていない。

◼️本文抜粋

税収の範囲内で財政支出をしなければならないという理念

「最初に集めた預金の範囲内でしか融資をしてはならない」という条件をつけて銀行を縛ったら、銀行経営は立ち行かなくなってしまうのだ。

銀行は最初の預金の何倍も融資をすることができる。これを経済学では「信用創造」と呼んでいる。

1973年の石油ショックに伴う不況に対応するための経済対策で、大きな額の国債発行が避けられなくなった。

→国債を発行する理由はお金を借りるため

◼️景気対策

供給力に比べて、需要が足りなくなったとき、すなわちモノやサービスを作れる能力を経済が持っているのに、それが売れずに余ったときには、政府が公共事業を増やしたり、減税を行なって、需要を拡大すべきだというのがマクロ経済学の教えだ。もし政府が何も景気対策を行なわずに、需要不足を放置していると、経済の収縮とともに税収がどんどん落ち込んで、財政はますます悪化してしまう。

→この時、支援する額は果たして税収の範囲内にする必要があるか。

財政の穴埋めのために発行した国債を日銀が買ったときには、その時点で事実上政府の借金は消える。元本に関しては、10年ごとに日銀に借り換えてもらい、永久に所有し続けてもらう。そうすれば、政府は返済の必要がなくなる。

→国債を発行して、返すときに別の国債を発行してそれをあてるということと理解。

政府は日銀に国債の利払いをしなければならないが、政府が日銀に支払った利息はごくわずかの日銀の経費を差し引いて、全額国庫納付金として戻ってくるから、実質的な利子負担はない。

そんな錬金術のようなことができるのであれば、世界中で税金徴収の必要がなくなる

→必要がなくなるということは、代替できるということ。税金徴収の代わりに国債発行すればよくないという指摘。

やりすぎると高インフレが襲ってくるのだ

→インフレが起こるのは需要に供給が追い付かなくなるから。国債を発行するとお金が市場に出回る。お金が出回るとみんなお金をつかう※。お金を使うと需要がふける。

※みんな貯金してお金を使わないこともあるから、一概にいえない。

◼️個人のメモ

償還日

債券の額面金額が払い戻される日、または満期となる日

国庫納付金

日本銀行が得た最終的な利益、すなわち、所要の経費や税金を支払った後の当期剰余金は、準備金や出資者への配当に充当されるものを除き、国民の財産として、国庫に納付されます(日本銀行法第53条)。これを国庫納付金といいます。

https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/outline/a25.htm


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